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三大事業年末集会

2010年度年末集会 2010年12月11日開催 (於)東京帝国ホテル「光の間」
2010年度 年末集会総括
年末集会総括
年末集会総括

 2010年12月11日(土)ICD会員、家族、来賓など115名の参加を得て、日本部会年末集会が帝国ホテル「光の間」において開催された。

 例年通り、12:00より全国理事会、14:15より当会の法人化などについての記者会見。そして、15:00より今回の目玉というべき、遠い宇宙から奇跡の生還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」について書かれたノンフィクション作家、山根一眞先生の講演が行われた。ご存知の通り「はやぶさ」は地球から3億km離れた「イトカワ」に着陸し、貴重な1500もの試料を持ち帰った。この間、60億km、7年間幾多の困難を乗り越え、満身創痍のはやぶさは試料の入ったカプセルだけ地球に届け、自分は燃え尽きてしまった。まさにこの壮絶なドラマを詳細にわかりやすく、ご講演頂き、会場は興奮と感動に包まれた。

 16:30よりカクテルパーティー、そして、ジャズ界で著名な鈴木史子さんの軽快な歌と演奏でお酒のメートルも上がっていった。

 懇親会では松尾委員長の司会の元、天野会長のご挨拶、来賓及び留学生の紹介、長老斉藤マスターの乾杯と続いた。参加された会員やその家族は帝国ホテルの美味な料理と歓談をお楽しみ頂き、また、山根先生に多くの質問をされ、共に写真に納まっていた。

 最後に磯部副会長の閉会の辞により盛会裏に年末集会もお開きとなった。

年末集会
年末集会

(事業運営委員会:舩木 純三)

特別講演 レポート

 敗戦によって、航空機開発を禁止され、世界に10年の遅れをとった。空がダメなら宇宙を目指そうと、1955年、直径わずか1.8p、長さ23pのペンシル型ロケットからスタートした日本が、NASAが驚愕した偉業を成し遂げた。それが、「はやぶさ」の快挙だった。

 60憶q離れた小惑星から粒子サイズの石を持ち帰るという夢のような「サンプルリターン計画」、この成功がイオンエンジン、サンプラホーン(サンプル採集装置)、ヒートシールドなどのハイテクノロジーに支えられていたことは当然ながら、帰還カプセルの位置が分らなくなって、巨大アンテナでビーコン(無線標識)を探し続け、発見した時、「技術でない、根気だ」と関係者は語った。

 ウーメラ砂漠へのカプセルリターンが成功した時、「これは奇跡ですか?偶然ですか?」との問いに、「努力です」と答えたという。

 面白いと思ってやる、それが科学者の本質だ。知的好奇心をもつ、諦めない、努力だ、根気だ。科学者としての一面を持つべき我々にとって、いや、人間として哲学を学べた貴重な講演だった。

特別講演
特別講演
特別講演
特別講演

(新フェロー:西山 和彦)

新フェローレポート
懇親会
懇親会

 2010年度ICD日本部会年末集会に新フェローとして初めて参加させて頂きました。

 懇親会では留学生紹介という大役を仰せつかり、国際交流委員会の先生方のお力添えがあり、メキシコ合衆国からのパトリシアさん、タイ王国からのシータラさんを無事紹介させて頂くことが出来ました。

 鈴木史子さんのジャズの世界の中で美味しい料理とお酒に舌鼓を打ちながら、テーブルを越えて沢山のフェローの先生方や留学生の方々とお話をさせて頂く事が出来ました。

 ICD日本部会に入会させて頂いて、素晴らしいフェローの皆さまとご一緒に貴重な体験をさせて頂きました事を、深く感謝致します。

(新フェロー:稲川 憲弘)


アトラクション

 今年のアトラクションは、世良譲のお気に入りだったジャズボーカリストのFUMIKO SUZUKIのコンサートでした。ピアノ小林 裕、ベース岡村 紘志の息の合った軽やかな伴奏にのって、映画音楽から始まり、クリスマスソングに続き、多くのスタンダードナンバーが披露されました。最前列にいらした多くのマスターの体が、曲に合わせてスイングするのが印象的でした。皆さん若かりし頃を思い出していたそうです。長い間歌い続けてこられた名曲に酔い、若返ったアトラクションでした。

アトラクション
アトラクション
アトラクション
アトラクション

(フェロー:武部 裕光)

国際交流委員会 報告

 今年は、タイとメキシコの女性2名の留学生が参加されました。

 懇親会に先立ち、国際交流委員の佐々木先生よりICDに関するオリエンテーションをして頂き、ICDは世界的な組織であり、日本部会はセクションZであることを理解していただき、留学生の皆さんが母国に帰られ歯科界のオピニオンリーダーとして活躍され、いずれかのセクションのメンバーになり国際集会で再開できることを望んでいることを伝えました。

 フェローに留学生および国際交流に関心を持っていただきたいという趣旨で、留学生の紹介が懇親会開始早々に行われました。母国の旗を携え、流暢な日本語で自己紹介を行い、参加フェローからの歓迎の拍手の中、天野会長から参加証を授与され、記念写真を撮影し降壇しました。年末集会が彼女たちの日本での留学生活の苦労をしばし忘れる時間となり、貴重な体験になったことを切に願います。おふたりの笑顔がとても素敵でした。最後に、当日ご協力頂いた委員の皆さま、参加フェロー各位に心から感謝申し上げ報告とする次第です。

国際交流委員会
国際交流委員会
国際交流委員会
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(国際交流委員会委員:七沢 久子)

年末集会・全体のスケッチ
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