2009年度、日本部会年末集会は2009年12月5日(土)、恒例の帝国ホテル「光の間」において開催された。
12時より全国理事会が行われ15時から特別講演が始まった。今回はオートクチュールデザイナー:山本基代志氏により3部構成からなり、フラワーパフォーマンスショー・ミニファッションショー・講演「おしゃれの品格」が行われた。山本氏の演出により当日予定外のオペラや歴代ミスコンテストの優勝者の出演が急遽実現し、会場に一流の声と花と色を添え参加者を陶酔の境地へと誘った。
講演終了後、カクテルパーティーをはさんでアトラクションが行われた。「筝曲の新しい世界」として筝とバイオリンとのコラボレーションにおけるモダンな演奏を箏奏者:榎戸二幸(えのきどふゆき)さんがバイオリニストの島田万里子さんとともに行い、普段耳にすることの無いような素晴らしい演奏が披露された。
その後、懇親会に移り、丹野副会長の開会の辞に始まり、齋藤会長の挨拶がなされた。ご来賓の紹介のあと国際交流委員より、本日出席された留学生5名の紹介があった。河村マスターの御発声による乾杯とオペラによる乾杯のあと歓談にうつった。昨年同様多くの参加者があり、会員・家族とともに出演者や講師も交え和やかに懇親がおこなわれた。
最後に、小林副会長の閉会の辞により、今年の年末集会もお開きとなった。一流の「おしゃれの品格」が洗練されるようなICDにふさわしい年末集会となった。
(年末集会担当副委員長:高草木 章)
本年の特別講演は、フラワー&オートクチュールデザイナーとして世界各国で活躍中の山本基代志氏による”プロトコール「おしゃれの品格」”でした。オープニングは「華の魔術師」との異名を持つ氏による、スピーディーでダイナミックなフラワーパフォーマンスでした。続いては、ミニファッションショーが繰り広げられました。ご講演ではパーティーやビジネスの場面で知っておきたいファッションの国際儀礼について、実例を示しながらわかり易く楽しくお話しいただきました。例年より女性の参加が多く、会場も華やぎました。
(広報・編集委員会委員 佐藤 恭子)
懇親会・新フェローレポート
今回12月5日(土)に帝国ホテル光の間にて開催されましたICD年末集会に新フェローとして、初めて参加いたしました。
当日は緊張の中、受付のお手伝いからスタートさせていただきました。
特別講演では、数々の賞を受賞された〔花の魔術師〕山本基代志氏の見事な芸術の世界を堪能いたしました。心に響くフラワーパフォーマンスショーに始まり、エレガントなファッションショーに魅せられ、最後の講演では興味深くおしゃれの極意に触れさせていただきました。
また、榎戸二幸さんのコンサートでは、島岡万理子さんのバイオリンのしらべとともに、箏曲の見事な癒しの世界に誘ってくれました。
懇親会、二次会では多くの先生方とお話することができ、有意義な一日を送ることができました。
(新フェロー 田中 康雅)
アトラクション
2009年度ICD日本部会年末集会のアトラクションは榎戸二幸(えのきどふゆき)さんによる「箏」の演奏が行なわれました。
榎戸さんは、東京芸術大学を卒業された箏演奏の第一人者で、今回は同大学大学院のバイオリニスト島岡さんとの協演でした。
会場となりました帝国ホテル『光の間』では同じ弦楽器でありながらも「箏」と「バイオリン」、「和」と「洋」のコラボレーションにフェロー一同大変聞き応えのある時間を過ごしました。
(広報・編集委員会 松島 正和)
留学生について
今年は、中国、韓国から女性1名を含む5名の留学生が参加されました。
懇親会に先立ち、国際交流委員の斎藤先生よりICDに関するオリエンテーションをして頂き、ICDは世界的な組織であり、日本部会はセクションZであることを理解していただき、留学生の皆さんが母国に帰られ歯科界のオピニオンリーダーとして活躍されいずれかのセクションのメンバーになり国際集会で再開できることを望んでいることを伝えました。
フェローに留学生および国際交流に関心を持っていただきたいという趣旨で、留学生の紹介が懇親会開始早々に行われました。母国の旗を携え、流暢な日本語で自己紹介を行い、参加フェローからの歓迎の拍手の中、齋藤会長から参加証を授与され、記念写真を撮影し降壇しました。年末集会が彼らの日本での留学生活の苦労をしばし忘れる時間となり、貴重な体験になったことを切に願います。最後に、当日ご協力頂いた委員の皆さん、参加フェロー各位に心から感謝申し上げ報告とする次第です。
(国際交流委員会委員 佐々木慎一)
年末集会・全体のスケッチ