2013年12月7日（土）ICD日本部会年末集会においては、帝国ホテル『孔雀西の間』において、昨年と同様に冬期学会と合同開催され、冬期学会演者もご参加いただき、114名の参加者を得て盛大に行われました。

アトラクションとして、日本のフラメンコ界を代表するフラメンコスタジオSi主宰　南風野　香（KAORI HAENO）さんと共演のダンサーやミュージシャンによる『スペイン舞踏に魅せられて』と題したフラメンコダンスでした。明るく激しい躍動的なラテンの魅力に会場は興奮と感動に包まれ、加えてその中に醸し出す美しさに酔いしれ聞き惚れた参加者の方々は、その素晴らしいアトラクションに惜しみない拍手を送られていました。

また、本年度においては上記の後に懇親会が開かれ、素晴らしいフェローの方々と、楽しく有意義な時を共有させていただき、さらに和やかな内に終了となりましたことに感謝致します。

また来年も楽しく有意義な本集会に 、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

第４４回冬期学会が２０１３年１２月７日土曜日帝国ホテルにて開催されました。
歯内療法のプレシジョン向上を目指してのテーマで、３題の講演を拝聴いたしました。

まず、愛知学院大学歯学部教授の中村洋先生は、日常臨床のプレシジョン向上を目指す歯内療法のタイトルでご講演されました。歯内療法に関連する治療器具や考え方の変遷と近未来の歯内療法を、大学病院での取り組みや最新の研究成果とともに、理解しやすくご講演いただきました。

次に、日本歯内療法学会前会長でICDフェローの田口正博先生は、歯内療法の成功に関与する器具の滅菌法のタイトルでご講演されました。その内容は、インフェクションコントロールの真髄を極めたもので、歯科治療全般が考慮されており、あらゆる治療器具、器械、施設、空気、水に至るまで、無菌治療のアドバンスコースでありました。

最後に、日本歯内療法学会中部支部常任理事でICDフェローの水谷忠司先生は、歯内療法のプレシジョンを支える水谷メソッドのタイトルで講演されました。水谷メソッドの内容と、その論文の元となった貴重な写真を沢山見せていただきました。根尖部付近の解剖学的形体を詳細に研究された内容で、世界に通用する論文を生み出す地道な研究姿勢に敬服いたしました。

どの講演も、緻密な研究と、研究に裏打ちされた臨床の実践を感じさせる内容で、さらに、それぞれの課題に、直向きに向き合われておられる諸氏の姿が若輩の私にとっては、大変感銘を受け、まさに本会に相応しい講演内容であると思われました。

2013年度ニューフェロー　内田　耕司

展示企業　　　
有限会社ウェイブレングス
カボデンタルシステムズジャパン株式会社
株式会社シエン社
株式会社ジーシー
株式会社背戸製作所
株式会社セルフメディカル
デンツプライ三金株式会社
株式会社東洋化学研究所
株式会社ハミル
株式会社プラスメディカル
ペントロン　ジャパン株式会社
株式会社ヨシダ
和田精密歯研株式会社

広告掲載企業　　
キング工業株式会社
サンシステム株式会社
株式会社リード