ICD日本部会2002年度総会・認証式は、2002年5 月18日(土)午後1 時から、東京ドームホテルB1天空にて開催された。総会はすべての議案が可決承認された。さらに今年度は会長交替式もあり、第21代石川達也会長から第22代栗山純雄会長へとチェーンが引き継がれた。続いて認証式ではVictor J. Lanctis国際会長を来賓に迎え、11名の新フェローが認証を受けた。特別講演は国際弁護士の佐々木満男氏により「合い言葉はDon't Worry」という演題で行われた。続いて懇親会ではアトラクションに日大のバンドを迎え行われた。懇親会の最後には石川会長による「明日があるさ」のオンステージがあり、新フェローをはじめ国際会長までがステージに上がり、会場全体で大合唱するという大盛況のうちに幕となった。
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2002年度総会認証式式次第 |
議長・生田博康フェロー |
総会全景 |
Lanctis国際会長と握手を交わす 上田新フェロー |
国際会長、石川前会長、栗山新会長と共に |
佐藤新事務局長/栗山新会長/丹野新財務主事 |
「明日があるさ」を熱唱する石川前会長 |
2002年 新入会員認証式に参加して |
福岡市開業 牛島 進 |
2002年5月18日東京ドームホテルでICD総会において、新入会員認証式に家内共々参加させていただき、新入会員11名を代表して、本年、新任の栗山純雄会長の前で宣誓をさせていただきました。
認証式に先立ってオリエンテーションを受講してタキシードに着替え、帽子、ガウン着用と、このICDの格調の高さに新入会員一同緊張の一時期を過ごしました。
以前から、ICDの存在は知ってはいたものの、入会条件が厳しい事を聞かされていました。昨年、日本臨床歯内療法学会実行委員長の須賀康夫先生よりこの度入会の薦めがあり、図らずも入会の機会を与えていただく事になりました。
現会長、栗山純雄先生には昭和44年頃、Dr.Beachの小児歯科の研修でのSuperviserとして、大卒後の未熟な私に指導をしていただいた先生で、久しぶりの再会に懐かしく思いました。名古屋の須賀先生は昭和43年頃からDr.Beachの研修、Dr.W.T.WakaiのEndoの研修でよくご一緒させていただきA.A.E.(アメリカ歯内療法学会)入会の機会を与えていただいた良き臨床の先輩であり、塩路省吾先生はDr.Linkow, L.LのBlade Implant時代からの先輩で、大学母校の先輩でもありました。また、井上昇先生は日本臨床歯内療法学会での長期経過観察で歯内療法の哲学的思索を教えられる先輩であり、織家勝先生は私が臨床を始める頃の臨床のありかたを示された私の現在の臨床指針の原点に影響を与えられた、等々、入会してみますと日本の歯科医学の素晴らしい諸先輩が多くおられることにこのICDの大きさを感じる所となりました。
今後はICD諸先輩のお教えをいただきながら、ICD綱領の
- 常に会員である名誉を重んじて行動する。
- 会の事業には奉仕の精神をもって積極的に参加する。
- 歯科医学領域を通じて広く国際社会に貢献することを本旨とする。
を遵守すべく努力をして行こうと思います。
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総会・認証式後の2次会 |
長期計画副委員長 飯島 裕之 |
2002年ニューフェローを迎えての懇親会2次会は、東京ドームホテル42階のアリエスルームで開催されました。石川会長から栗山会長へのバトンタッチでもある日は、新体制の誕生記念日でもあります。栗山新会長の力強い今後への意気込み、そして頼りがいのある新体制。「明日があるさ」が歌われる中で、ICDの明日へのきぼうも感じられる懇親会がはじまりました。とくに国際弁護士・佐々木先生の特別講演が、これからの未来を「明日の希望は、くよくよせずにドントウォーリー」を感じさせ、和やかな雰囲気をつくってくれていたようでした。 |
例年の懇親会に比べ、カラオケが準備されていたせいか、華やかな雰囲気、小林教授の美声、しかも英語でしたね。石川会長、明日があるさの歌に若さを感じました。織家先生、七色の声、七変化ともいうのでしょうか多芸に驚かされました。多くの先生方の美声に驚かされる中、なんといっても最後に高良先生の沖縄の歌。沖縄の本土返還30周年の喜びをご夫妻で歌いあげていただいた感動は忘れることができません。私の周囲でも、「これじゃあ、一度沖縄でやらなきゃダメだね」と感嘆の声が聞かれるほどでした。ニューフェローの参加が多かったのも会が盛り上がった原因でした。新しい年度のスタートです。今後もさらに素晴らしいICDとなることでしょう。 |
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