2014年度総会・認証式 総括
事業運営委員会(総会・認証式)委員長 堀口 裕司
2014年度総会・認証式は5月24日(土曜日)に港区赤坂のアークヒルズクラブにて執り行われた。
午後1時より開会された総会では佐藤吉則会長の挨拶、各報告の後、議事に入り、第1号議案から第4号議案まで慎重審議の末、全議案が承認された。その後、柏木選挙管理委員長より会長、監事、役員の選挙結果の報告。定数と立候補者数が同数のため全員当選の旨説明があり、新会長の小林菊生フェロー、監事の須賀康夫、大金 誠両フェロー、新役員が紹介された。
続く認証式には本年15名の入会者のうち12名の新フェローが参加した。早朝のオリエンテーションから始まり、会員支援委員会による綿密なるリハーサルを繰り返した新フェロー達が緊張した面持ちで入場された後、選考経過報告があり、認証状、綱領、Key、バッジの伝承が滞りなく行われた。佐藤会長、Woong Yang国際会長の訓示に続き新フェローを代表し小嶋太郎新フェローが宣誓をし、例年にも増して厳粛な雰囲気のもと式典は終了した。韓国、米国、台湾、ミャンマーの海外来賓も交え記念撮影をした後、特別講演、アトラクション、懇親会と新フェローの先生方の長く充実した一日は終了した。
国際会長を囲む前夜祭レポート
事業運営委員会(総会・認証式) 天野 恭彦
2014年5月23日、総会・認証式を前日に控えたこの日、夜7時より六本木ヒルズ51階 六本木ヒルズクラブにて前夜祭が開催されました。海外より国際会長、国際本部事務局長、台湾部会会長、台湾部会国際理事、台湾部会理事、ミャンマー部会事務局長の6名をお招きし、総勢42名の宴席となりました。小林副会長の開会の辞、佐藤会長のご挨拶に続き、千田国際理事より海外来賓の紹介、橋本国際理事より役員の紹介、Woong Yang国際会長、John Hinterman国際本部事務局長からご挨拶を頂き、天野前会長の乾杯の後、会食、歓談をいたしました。天候にも恵まれ、海外来賓の方々はとても夜景を楽しまれていました。閉会の辞を大金副会長に頂き閉会となりました。
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特別講演レポート
事業運営委員会(総会・認証式) 谷 正明
ICD日本部会2014年度の総会・認証式が本年5月24日にアークヒルズで執り行われ、特別講演は、本会・松尾常任理事のご友人である梅田悦生(うめだ よしお)先生【赤坂山王クリニック院長・ワイン学校レコール・デュ・ヴァン校長】を講師にお迎えし「ワインの楽しみ方・選び方」についてご講演を賜りました。
講演は松尾常任理事の講師紹介に始まり、耳鼻咽喉科医として医療に携わる一方で造詣の深いワインの知識を活用されてワイン学校の校長としてもご活躍され、充実した日々を送られている姿を拝見することが出来ました。
先生のワイン学校での講義に沿って、以下の項目でご講演されました。
1.ワインとは
1)発酵原理
2)ワインのポリフェノール(植物の色素)の効果でフレンチ・パラドックス(逆説)フランス料理は高脂肪・
高カロリーなのに虚血性心疾患がアメリカに比して少ない
2.ワインの歴史(博物館、文化遺産に残るワインに関する歴史的絵画、文物)
3.ワインの種類と産地
1)種類=白ぶどう:ソービニヨン、セミヨン 赤ぶどう:カベルネソービニヨン、メルロー
2)産地=フランスの主な産地、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュなど
4.料理とワインのマリアージュ
軽い食材には軽いワインを
白ワイン(軽口) 生ガキ、白身魚のマリネ
白ワイン(重口) 伊勢エビのテルミドール
赤ワイン(軽口) チキンソテー、豚のロースト
赤ワイン(重口) シャトー・ブリアン
5.ワインの選び方
1)ワインの松竹梅
梅:まぁ、お気軽に
梅1= 半甘口のロゼ、辛口のロゼ
梅2= 発泡酒 スペインのカヴァ
白ワイン、赤ワイン(ディスカウント・ショップ)
竹:親しい友人達と
発砲酒 シャンパーニュ(年号なし)
白ワイン シャルドネ 赤ワイン ピノ・ノワール
松:特別なお客様
松1= 発泡酒 シャンパーニュ(年号あり)
白ワイン シャブリ 赤ワイン ジヴィレイ・シャンベルタン
松2= 発泡酒 プレステージ・シャンパーニュ(ドンペリ)
白ワイン シャブリ・プルミエ・クリュ
シャサ−ニュ・モンラッシュ・プルミエ・クリュ
赤ワイン ジュヴレイ・シャンベルタン、著名なボルドー・ワイン
2)レストランでの注文
竹 発泡酒 ハウス・ワイン/glass クレマンド・・ブルゴーニュ/glass
白ワイン ハウス・ワイン/glass 赤ワイン値段を主張しハーフボトル
松1 シャンパーニュ/glass 白ワイン シャブリ/ハーフボトル
松2 赤ワイン 財布の中身を見てから記念の年の素晴らしいワインを
懇親会・アトラクション レポート
事業運営委員会(総会・認証式担当) 志田 佐和子
2014年5月24日アークヒルズクラブにおいて、本年入会の12名のニューフェローを囲む懇親会が行われました。当日は韓国からWoong Yang国際会長、アメリカからJohn Hinterman 国際事務局長、台湾からYing-Kwei Tseng会長、ミャンマーからTun Tun Thwe事務局長他、多くの国内外からのご来賓をお迎えすることができ、盛大にかつ和やかな雰囲気の中、会は進行いたしました。
今年のアトラクションは榎戸二幸、麻生花帆さんお二方による箏と小鼓の演奏でしたが、その迫力と凛とした音色は会場の空気を一つにした感がありました。
また昨年からニューフェローの皆様には簡単な英語で自己紹介をして頂いておりますが、それぞれ個性的で海外からのご来賓も楽しんで頂けたことと思います。
今年は会長交代式も行われ、佐藤前会長より小林新会長へ無事チェーンが引き継がれました。これからの2年間、小林新会長の下、また新たなICD日本部会が創られていくものと思いますが、私達事業運営委員会一同も少しでもそのお手伝いが出来ますよう務めて参りたい。そう思った瞬間でした。
招待留学生レポート
国際交流委員会 石川 明子
今年は、モンゴル、バングラデシュ、ミャンマーの3カ国、合計4人の留学生を招待しました。その内訳は、来日してまだ1カ月のモンゴル並びにバングラデシュの昭和大学歯学部を留学先とする女性、東京医科歯科大学に4年間在籍しているミャンマー出身の男性、同じく東京医科歯科大学に3年間在籍しているミャンマーの女性です。
彼らは、英語で出身国の歯科教育の現状、並びに留学先での研究内容や、興味を持っている分野について発表しました。
昼食後に国際交流委員会のメンバーや国際会長、海外からの来賓の先生方と活発なディスカッションを行い、親交を深めました。また、総会・認証式後の祝宴では、出席されている先生方に招待留学生として紹介されました。各テーブルでは、I.C.D.日本部会の活動状況、日本の歯科事情、日本の観光地など様々な話題で話が盛り上がり楽しいひと時を過ごしました。
アジア部会交流会レポート
国際交流委員会 歌橋 麗華
アジア部会交流会では国際理事の橋本先生を始め、佐々木先生、前島先生、斉藤先生、大岡先生、長坂先生、大木先生、石川先生等諸先生方のご協力を仰ぎました。
とりわけMomin先生に於かれましては留学生の方々との交流事業にて、この日を迎えるまで何度も打ち合わせを行い、そのご尽力を以て成功裏に進めることができました。
これら認証式において不慣れな私をここまでサポートして下さいました、すべての先生方に改めて深く感謝いたします。
国際交流委員のフェローとして今後も各国の先生方と本委員会を繋ぐ架け橋となれる様、若輩者ではありますが精進して参る所存でございます。
新フェローレポート
2014年度新フェロー 若林 健史
2014年度新フェローとして、松尾通先生と志田佐和子先生のご紹介で入会させていただきました東京都渋谷区で開業しております若林健史です。
認証式は5月24日(土)にアークヒルズクラブ(東京)で行なわれました。私達新フェローは緊張した面持ちで控え室に集合しました。これからどんなことが行なわれるのかわからず皆さんが緊張しているのが手に取るように伝わってきました。まず始めにオリエンテーションがあり世界的な組織活動や日本の活動等の説明がありました。続いてガウンと帽子を着用して認証式が大勢のフェローに囲まれながら厳かに行なわれました。
その後は食事をしながら先輩フェローの歓迎の言葉をいただいたり、新フェロー1人ひとりの自己紹介を兼ねた挨拶、楽しく飲むワインのお話、琴と鼓の共奏等があり楽しいひとときを過ごしました。緊張していたせいかあっという間に時間が過ぎましたがさすがに疲れた1日となりました。
この日のために何ヶ月も前から準備を進めていた委員の先生方に感謝するとともに、今度は新フェローを迎える立場になる私達が協力できることは奉仕の精神でおこなって行きたいと思います。よろしくお願い致します。
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