〈 総　会 〉

　2022年度総会・認証式は新型コロナウイルス感染症の蔓延が少しずつではありましたが、縮小する中、2022年6月4日（土）午後1時30分よりホテルメトロポリタンエドモントにて開催されました。マスク着用など感染予防には十分配慮し、3年ぶりに97名の参加による対面形式の開催となりました。その模様は参加を見合わされたフェローにもWEBで配信されました。
　総会は冨士谷副会長の開会に始まり、隅田会長より、久しぶりに会員の皆様とお会いできる喜びとともに任期の年間を振りかえり、関係各位の大きな尽力で何とか難局を乗り切ることができたことへの感謝の気持ちを述べられました。物故会員の黙祷に続き、飯島フェローが議長に選出されました。前島事務局長より2021年度会務報告、2022年度終身フェローおよび80歳以上終身フェローについての報告、宮崎国際理事より2021年度国際理事報告がそれぞれされた後、第1号2021年度決算、第2号2022年度事業計画（案）、第3号2022年度予算（案）の3つの議案が満場一致で可決確定しました。最後に次期役員選挙が行われ、三宮慶邦選挙管理委員長の進行のもと、理事32名および監事2名が選任されました。引き続き行われた理事会において鏡宣昭フェローが新会長に進出され、新任の挨拶をされました。

〈 認証式　第1部・第2部 〉

　第1部はガウンと帽子を身につけた新フェロー5名の入場から始まり、国歌演奏の後、Key、認証状、綱領およびバッジが隅田会長より授与されるとともに訓示を述べられました。新フェローを代表して角町正勝フェローより宣誓が行われ、晴れて5名の新しいメンバーを迎えることとなりました。
　 第2部は会場を一新し、円卓の会場にて西原祐二氏による特別講演「雅楽とは〜その歴史と三つの管楽器のご紹介＜天の声、地の声、天地を行き交う鳥の声＞〜」が行われました。貴重なお話とともに普段はあまり耳にすることのない厳かな音色に、会場は凛とした静寂な雰囲気に包まれました。懇親会ではRichard M. Smith国際会長、Byung-kee Choi韓国部会会長およびJames, Ying K. Tseng台湾部会会長のビデオレターが流された後、新フェロー5名それぞれが同伴者とともに自己紹介をし、ICDにおけるこれからの決意を表明しました。会長交代式では隅田前会長から鏡新会長に会長チェーンが、鏡新会長から隅田前会長にパストプレジデントバッジがそれぞれ贈呈されました。鏡新会長は隅田前会長の労をねぎらうとともに、これからのICDについての展望と抱負を述べられました。感染予防対策の観点から、例年よりコンパクトな時間とはなりましたが、すべての行事が滞りなく行われ、成功裏のうちに終了致しました。て隅田会長の並々ならぬ深い想いと行動力あったことが紹介され、成功裏に終了いたしました。