〈 総　会 〉

　2023年度総会・認証式は2023年6月3日（土）にホテルメトロポリタンエドモントにおいて3年ぶりの対面形式で挙行され、総勢113名のフェローが一堂に会しました。
　総会の会長挨拶では、鏡会長が対面開催により一人一人のフェローと懇談できることの喜びとともに開催に至るまでの関係諸兄に労いの言葉を述べられました。また、久々の台湾からの海外来賓に歓迎の意を表されるとともに国内来賓の協賛企業に対して感謝の意を表されました。議案の審議については三宮慶邦議長の議事進行により、第1号議案から第3号議案がそれぞれ満場一致にて可決承認されました。続いての第3回ICD特別賞表彰式では3名の先生が受賞され、表彰状、表彰楯および副賞が授与されました。

〈 認証式　第1部・第2部 〉

　認証式第1部は、新フェローの入場から始まり、Keyは鏡会長、認証状は隅田前会長、綱領は冨士谷副会長、バッジは堀口副会長よりそれぞれ授与されました。鏡会長の訓示の後、新フェローを代表して樋口昌男新フェローより宣誓が行われ、晴れて10名の新しいフェローが誕生しました。
　認証式第2部は会場をスクール形式から円卓に一新し、前田理事よりご紹介の堀江正彦氏による特別講演「岐路にある人類と地球〜気候変動と生物多様性の危機」と題して、地球温暖化がもたらす気候変動から始まりCO2削減の重要性、カーボンニュートラルへの道筋や牛肉１ｋｇを生産するために必要となる穀物と水の量の凄さなどのわかりやすい題材で、私たちが直面している地球環境の危機的状況に警鐘を鳴らすとともに、地球と人類を救う方策の先取りの重要性を説かれました。
　アトラクションでは鏡会長よりご紹介の山影匡瑠氏の津軽三味線ライブが幕開けとなり、自身のオリジナル曲や普段はあまり聞かない秋田荷方節、最後はおなじみの津軽じょんがら節をロックのフレーズを取り入れた迫力のある音色を奏でられ、ディープパープルのSmoke on the waterが流れたときは思わず小躍りをしました。
　続いての懇親会では国際会長のビデオレターが披露され、台湾部会の会長挨拶、協賛企業などの来賓挨拶の後、新フェローそれぞれが英語でスピーチをされ、自己紹介とともにICDにおけるこれからの決意を表明しました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、終了時間も大幅に延長されましたが、すべての行事が滞りなく行われ、成功裏のうちに終了致しました。まだまだ話し足りないフェローは2次会、3次会と流れ、充実した1日を過ごされたようです。