齋藤会長の挨拶
国際歯科学士会日本部会(ICDJS)第39回冬期学会が、2月15日(日)東京水道橋の東京歯科大学「血脇記念ホール」にて開催されました。例年は学術的なテーマが取り上げられてまいりましたが、日本部会創立50周年という節目に当たる本年は、ICDJSが今後どのような方向へ進み、またどう在るべきかを考えることを趣旨として開催されました。
午前は、森山徳長直前国際会長、齋藤毅会長、小林義典副会長による、ICDJSの現状把握と改革の必要性及びその方向性についての講演がありました。これまで改革推進に向けて討議を重ねてきた委員会からは、委員長として御尽力してこられた榎本洋史フェロー・根岸達郎フェロー・榎本一彦フェローによる答申内容の報告がありました。午後のシンポジウムでは、参加者から貴重な要望や提案がだされ、活発なディスカッションが行われました。
特別講演として、在日米空軍横田基地・第37医療部隊歯科中隊司令官 THOMAS J.GRIMM 大佐による「The History of Air force Dentistry」、歯科中隊副司令官 THADDEUS M.CHAMBERLAIN中佐 による「Differential Diagnosis of Odontalgia」の2講演が行われ、見聞を広めることができました。
座長を務められた飯島フェロー |
榎本フェローのご講演 |
(広報・編集委員 佐藤 恭子)
和やかに楽しい雰囲気の懇親会
冬期学会の懇親会は、南麻布にある在日米軍・政府関係者の厚生施設であるホテルニュー山王で行われた。一見、高級マンションのような佇まいであるが、MPがIDのチェックをしている様子は、ここは、日本であって日本ではない場所だなと思わせるものであった。
入館も無事に済み、佐藤吉則国際理事の司会により、斎藤毅会長の挨拶で始まり、Colonel Thomas J.Grimmの挨拶、さらに、Thaddeus M.Chamberlainによる乾杯の音頭と続き、和やかに楽しい雰囲気の中、大いに飲み語らい、参加フェローとの記念写真等で懇親を深めていた。今回のような交流をまた企画してほしいという声も聞かれ、宴もたけなわの中、飯島裕之先生の閉会の辞で散会となりました。今回の企画にご尽力頂いた先生方に心から感謝を申し上げ報告といたします。
語らいの場を楽しむフェローの先生方 |
森山徳長直前国際会長と記念撮影 |
(国際交流委員 佐々木慎一)