2009年度国際歯科学士会(ICD)日本部会第40回冬期学会が、2月14日(日)東京水道橋の東京歯科大学「血脇記念ホール」で開催されました。今回は、『歯科医療とは』〜次世代の歯科医に伝えたいこと=歯科界の先人に聞く〜というテーマで行われました。
齋藤毅会長のご挨拶のあと、第一講演『歯科口腔病院創設を達成して』伊東隆利先生、第二講演『私の歯科医療観』(45年の歯科医師生活を振り返って)石井
正敏先生、第三講演『自由診療への道』富永正志先生、第四講演『チーム医療を通じて国民の健康に貢献するプロの歯科医師を目指して』宮崎隆先生が、ご講演
されました。
長年にわたり、それぞれに携われた先生方の医療、医業、教育、研究のお話が拝聴できて、大変有意義な冬期学会でした。次世代の歯科医の在り方に方向性を提示された学会であったと思います。
挨拶をされる齋藤会長 |
司会進行をされた松尾フェロー |
(広報・編集委員会委員:七沢 久子)
今回の冬期学会は、「歯科医療とは」という根源的なテーマで、4人の先生にご講演をいただきました。第一講演は全国初の歯科口腔病院を熊本県に創設された伊東隆利先生が、「歯科口腔病院創設を達成して」と題してその経緯をお話くださいました。
第二講演は新潟市でご開業の石井正敏先生に、45年間の臨床経験を振り返り、その経験を通して若き歯科医師へ歯科医療観を語っていただきました。昼食後の
第三講演は都内ご開業の富永正志先生が「自由診療への道」と題して、保険診療から自由診療に変わられた経過をお話くださいました。第四講演は昭和大学歯学
部の宮崎隆先生がプロの歯科医師を育てる為の昭和大学歯学部独自の取り組みについてご紹介くださいました。
最後に都内ご開業の松尾通先生の司会進行で4人の演者とフェローとの熱心な質疑応答があり、5時を少し回ったところで終了しました。
(広報・編集委員会委員:鏡宣 昭)