国際歯科学士会
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三大事業冬期学会


2011年度冬期学会・報告
冬期学会 総括

 2011年度国際歯科学士会(ICD)日本部会第42回冬期学会が1月22日(日)中部支部のフェローの先生方のご尽力で初の地方開催として名古屋市の安保ホール3階で開催されました。今回は『これからの歯科界を考える』―歯科医師過剰を顧みてーというテーマで行われました。現在、そしてこれからの日本の歯科界が抱える問題点を臨床、教育および医療政策と色々な方面から切り込んだ内容で大変有意義な冬期学会でした。日本は歯科医師過剰と言われていますが、これから迎える超高齢化社会において疾病構造の変異と歯科医師の新たな役割を学ぶ事ができ大変有意義な学会でした。
また、4階では業者展示が行われ長田電機工業(株)、(株)華コーポレーション、(株)丸文、(有)イポナコロジーの4社の出展が有り、学会がより盛り上がったと思います。
中部支部フェローの先生方本当にご苦労様でした。

天野会長の挨拶
天野会長の挨拶
平井フェローの会式の辞
会長と講師陣

(船越 光豊)

冬期学会 特別講演
講師の先生方
須賀先生

 (社)ICD日本部会、冬期学会は、例年東京歯科大学血脇ホールで開催されますが、第42回冬期学会は中部支部の担当で、2012年1月22日(日)、名古屋市名駅の安保ホールにて開催されました。
  テーマは「これからの歯科界を考える、歯科医師過剰を顧みて」です。
  第1講演は、ICDフェロー須賀康夫先生による「歯科医師過剰問題について」
  入学志願者の激減は、歯科医師のレベル低下につながる。問題解決には、歯科大学、歯学部を20校程度に、入学定員を2/3程度に絞り、優秀な学生を入学させる以外に方法はない。
  第2講演は、教育問題研究家の木村 誠先生による「歯科医養成の現状と課題」
  コンビニより多い歯科医院数、半面、歯周病と糖尿病等全身疾患とのかかわりは、新たな歯科医の役割として期待されるが、高校生も進路指導の先生も興味を示さない。歯科医師は理系の女子に最適の進路であると受験生にPRをすべきだ。
  第3講演は、日本大学歯学部教授、尾崎哲則先生による「我が国の歯科医療の将来を考える」
  医療法の改正により、医療安全の導入、さらに介護保険と口腔機能向上への歯科界の対応は?
  歯科医療政策、医療経済、医療管理の考えから、新しい歯科医療の方向性を述べられた。

 

木村先生
尾崎先生

( 堅田 尚生)

冬期学会 総括

 今回、2011年度国際歯科学士会日本部会、第42回冬期学会は、中部支部が担当となり、テーマと講師の選考、会場の設営、懇親会の段取り等と都合7回の役員会を開催し、近藤 俊彦 支部長を筆頭に中部支部の8人の役員が、結束して準備に取り掛かりました。
冬期学会のテーマは「これからの歯科界を考える。」一歯科医師過剰を顧みて― という事で、近年、私達の歯科界は、決して良い環境とは云えず、この状態を打破すべき日本大学歯学部、尾崎 哲則 教授、教育問題研究家、木村 誠 氏、 I.C.D.フェロー須賀 康夫 氏の三氏によるパネルディスカッションを行い、今後の日本の歯科界にI.C.D.から一石を投じたいと考えました。当日は、100名の参加者で会場は超満員で、最後までほとんど中座をする事なく熱心に拝聴されました。
学会終了後、懇親会場は、ホテル・キャスルプラザに移動し、中部支部、大口 弘和フェローの司会進行でまずトロンボーン演奏より開宴となった。開催支部、近藤 俊彦 支部長から三氏の講師への謝辞、学会に参加されたフェローヘのお礼、開催地中部支部役員への労いの本日、3回目の挨拶。続いて中部支部 松井 康 フェローの乾杯の後、水谷 忠司フェローの誘導で出席者全員より話を引出し、宴は最高潮になった。次回の再開を約束し、それぞれ家路へと着いた。
関係各位、ならびに中部支部実行委員のフェロー本当にご苦労様でした。

講師の先生方
座長 外山先生
座長 服部先生
会場風景
懇親会風景
懇親会風景
懇親会余興
 

(冬期学会実行委員長 松崎 正信)

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