事業運営(冬期学会担当)委員会 委員長 小峰 太
「現状を俯瞰し、これからの歯科医療の方向性を探る」をメインタイトルとして、第51回冬期学会は2021年3月7日(日)にCOVID-19感染防止の観点からライブ配信(学会後2週間、振り返り視聴可能)により開催されました。
講演者はご高名な先生方で、山葡キ郎先生(原宿デンタルオフィス院長/ICDフェロー)と宮崎真至先生(日本大学歯学部教授/ICDフェロー)のお二人でした。まず、山武謳カから、「複雑な症例に対する包括的連携治療」と題して、矯正治療、マイクロスコープを用いた歯周治療などとの包括的歯科治療により、高度な審美および機能を獲得した症例を提示いただきました。次に、宮崎先生からは「歯冠修復における基礎研究と臨床へのフィードバック」のタイトルで、ダイレクトボンディングに関する詳細な治療ステップと、それを導き出す基礎研究結果が発表されました。お二人の苗字には“普^崎”の文字がありますが、講演内容も歯冠修復治療の“先端”の内容であり、参加された先生方には非常に有意義な講演だったのではないかと思います。