事業運営(冬期学会担当)委員会 委員長 斎藤 隆史
第53回冬期学会は2023年2月19日(日)に、メインテーマ「人生100年時代の歯科医療を見据えて」と題して開催されました。昨年度に引き続き今年度もCOVID-19感染拡大防止の観点からライブ配信となりました。講演Tでは林昌二フェロー(神奈川歯科大学附属横浜クリニック インプラント科 特任教授)から「将来を見据えたインプラント上部構造について」と題し、超高齢社会における患者の将来を見据えたインプラント補綴装置として電鋳テレスコープインプラント上部構造の有用性について、基礎研究データと臨症例を示され詳しく解説されました。講演Uでは若林健史フェロー(医療法人社団真健会 若林歯科医院 院長)から「豊かな人生を送るための歯周病治療とは」と題し、カウンセリング、歯周基本治療の重要性、さらに歯周病予防による全身の健康の維持・増進について、歯周病治療に関する多くの臨床例とともに先生の歯科医院での歯周病治療システムの紹介を通して詳しく解説されました。それぞれの講演後には参加者から多くの質問が寄せられ有意義な学会となりました。