第4回 富山県
富山と言えば、立山連峰・日本海などの自然美そして海の幸・山の幸・里の幸と全て、自然に恵まれた所です。富山までのアクセスは東京・大阪いずれも陸路で約3時間強かかります。
しかし、最近の傾向として東京からの空路が充実し大型機が往復12便就航してビジネス・観光客誘致に大活躍しています。
今回はこれら魅力いっぱいの富山に是非行ってみたいと思って頂きたく、ご紹介します。
東京からの空路
羽田空港から離陸し約15分後には富士山を左手に見て、山梨・長野上空を通過し飛騨山脈を越えれば、眼下に北アルプスが見えます。 |
機内から見える大迫力の富士山 |
富山市内から立山連峰を臨む |
河川敷空港である富山空港
ここには立山・黒部アルペンルートが開発されており、長野県大町市から各種の交通機関を乗り継ぎ富山県まで縦断出来ます。
空路1時間の楽しみをご紹介します。それは富山線でしか見る事の出来ないマウント富士 (それは富士山の北側の姿です/左窓)※です。もう着陸です。ここ富山空港は河川敷を利用した珍しい所です。大雨が降ると川が増水して空港は閉鎖します。
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大阪・沖縄に向かう場合は東側/右窓。
中国・四国・福岡に向かう場合は西側/左窓。 |
富山の自然美
雪の回廊を走るバス
春になると立山・黒部アルペンルートの標高2450メートルの室堂平から天狗平までのバス路線では除雪の結果作り出された雪の回廊が出現します。壁の高さは10〜20メートルにも。
毎年、春の話題としてテレビ・新聞などで全国に紹介されます。
大迫力の黒四ダム放水口
もうひとつ忘れてはいけない所は黒部渓谷です。その中でも黒部ダムは同名の映画も製作された厳しい所です。
ここからの水は富山湾を経由し日本海に注がれています。その結果、素晴しい海の幸をもたらしてくれます。富山では新鮮で活きがいい魚のことを 「キトキト」と言います。
富山のキトキトな魚
富山湾の特徴として地形・海流に恵まれて、ここには多種多様な美味な魚が水揚げされる。
そのキトキトな魚の一例は「氷見の寒鰤」がよく知られている。味も値段も超一流となってしまった。味はほっぺが・・・しそうになり、調理法は刺身・しゃぶしゃぶ・塩焼き・鰤大根などどれを取っても最高である。兎に角、氷見の寒鰤のお腹の皮の白さの美しいこと、ホント。 |
富山湾で水揚げされた
キトキトな寒鰤 |
おすすめの寒鰤の
しゃぶしゃぶ鍋 |
著者の地元高岡市
国宝・瑞龍寺
高岡大仏
加賀藩2代藩主・前田利長によって開かれ、藩政時代の面影を残す高岡市である。
土蔵造りの家屋が点在し、蔵の街としても知られている。また、越中万葉のふるさととしても知られ、万葉集で詠まれた美しい自然の中にある街である。また、2009年に高岡開町400年を記念し、高岡を世界遺産に申請すべく取り組んでいる。目玉は国宝・瑞龍寺。高岡大仏は日本三大仏(鎌倉・奈良)の一つで、30年の歳月をかけて完成。
能登空港で初フライトの時の
記念写真
著者の趣味
HAM(JA9LB)とヘリコプターのパイロットで所有機(JA200C)もあります。
日本部会のフェローの皆様、是非富山のキトキトな魚と美味しいお米と水で作ったお酒を求めて、お出掛け下さい。お待ちしています。
(文責:宮田 靖雄 記)
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