私(松崎正信)は、伊勢生れ、伊勢育ち。今回は伊勢のことをご紹介したいと思います。
2005年11月、伊勢市・二見町・小俣町・御薗村が合併し、新「伊勢市」が誕生しました。 伊勢は神宮の鳥居前町で三重県の南部に位置し、古くから伊勢神宮の鳥居前町として発達してきました。伊勢志摩国立公園の玄関口になっています。歴史、文化遺産や美しい自然に恵まれ、年間600万人が神宮参拝に訪れます。
いろう → さわる おおきんな → ありがとう おもしゃい → おもしろい かんぴんたん → 干からびている 〜せなんだ → 〜しなかった つんどる → 混雑している なんね → 何か
ぬくたい → 温かい ひやかい → 冷たい ふっちにしとる → 散らかしている ほる → すて やぐい → もろい ようけ → たくさん
伊勢神宮は日本人の心のふるさととして、「お伊勢さん」「大神宮さん」と呼ばれ、古くから親しまれています。正式称号は「神宮」。他の神宮と区別する場合は「伊勢の神宮」と呼びます。
建物は皇大神宮(こうたいじんぐう)と豊受大神宮(とようけだいじんぐう)からなり、 通常は皇大神宮を内宮(ないくう)と呼び、豊受大神宮を外宮(げくう)と呼びます。 内宮は皇祖天照大神(あまてらすおおみかみ・てんしょうだいじん)、外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀っています。
唯一神明造の神宮
1300年の祭。伊勢神宮では今、第62回式年遷宮が行われています。『式年遷宮』は、20年に一度、社殿を建て替え、御装束、神宝も新たに造り替えて神さまにお遷りいただくという神宮で最も重要な祭。ご神体をお遷しする平成25年の「遷御(せんぎょ)※」まで8年の歳月と30以上の祭を重ねて行われる壮大なものです。
※遷御(せんぎょ)とは、大御神が本殿から新殿へとお遷りになる遷宮祭の中核をなす祭儀です。
手前が新殿
遷御
遷御の年からさかのぼること8年(平成18年、19年)2年つづきの「お木曳き」の祭のルーツは、用材を神宮へと運搬する神領民の奉仕作業。20年に1度の祭とあって、ここぞ神領民の出番とばかり、威勢のよい木遣歌に合わせて伊勢の町に町内自慢のお木曳き車が曳きこまれます。
お木曳きの様子
一年の家族の無事を祈って
魔除けを兼ねたしめ縄
伊勢地方には、たくさんの歴史的な食料があります。
360年前よりうどんに地味噌から出来たたまりをかけて食べる「伊勢うどん」、荒茶生産量・栽培面積で全国3位の「伊勢茶」、鮫の干物の「さめのたれ」、伊勢といえば有名な「伊勢海老」、あまり知られていない「伊勢たくわん」などが挙げられます。
伊勢の名物「伊勢うどん」
伊勢海老の味噌汁
今も残る希少な食文化
豊潤な香とまろやかな味わい
栽培に適した気候で育った名産
私(松崎正信)と家内
以上、伊勢をご紹介しました。是非「日本人の心のふるさと」を歩いていただき、伊勢の風・音・味・香を堪能しに、お出かけ下さい。
また明年5月17日、中部支部が担当して、2008年度総会・認証式が開催される予定です。その際でもぜひ伊勢志摩地方まで足を伸ばされてはいかがですか。 名古屋から特急電車で90分で着いてしまいます。 ぜひ、ぜひいらして下さい。